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 河川視察その1

(高屋川=新川・天王前川・六反田川・吉野川・服部川)2019.06.18 

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1:新川=高屋川(神辺周辺)

この地域は田んぼが無くなり家が建てられて貯水する機能を失いしかも大きな高屋川が高い位置にあり新川(住宅地)は低い位置にある。なので増水する事が多々ある。

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県・市でポンプを有しているので超寿命化を図る為に今期はポンプをオーバーホールかける。新川自体が狭かったりするので、下水道対策を含めて今後は国県市で総合的な治水対策が必要。

2:天王前川

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古市ポンプ場も樋門を絞めて天王前川に高屋川の水がいかないようにして、ポンプで高屋川に流すようにしている。

将来的には1秒当たり2.4トンの水を排出するポンプを付ける。
現在は2トンなので合計4・4トンの水を高屋川に将来的には出せるようにしています。

現在は仮設でこのように対応しております。
(だいたいポンプ設備は1トン1億円の施設整備費)

3:六反田川

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一級河川の高屋川には六反田川も流すように樋門でコントロールしている。手前は市の施設で奥が国の施設。

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こちらの高屋川の方が街より高い位置にある。そして堤防で増水を防いでいます。

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六反田川は低い位置にあり増水したら高屋川に水を逃がすようにしています。

吉野川

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見て頂ければわかるように以前の増水時には草や土が大変な事になっていて水が流れにくい状態で放置されていました。
こうやって水の流れを良くする作業を河道掘削工事と呼びます。

出水前の梅雨~台風時に対応完了です。

吉野川上流部

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先ほどの吉野川とは打って変わってまだ出来ておりません。
最優先事項は河道掘削工事ではなく・・・。

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河川復旧工事・・・こういった堤防が決壊する理由は、長時間水に浸ると当然弱くなりそして崩れていった。ここでも見たらわかるように福山市は川が上にあり街は下にある土地なのだ。

服部川

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河道掘削工事したくなる感・・・半端ない。

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ここでも堤防が崩壊しました。

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ただ土で固めれば良いのではなく、なぜネットをするのでしょうか?

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実はこのネットに芝や雑草となる種を埋めています。
そして根固めブロックとなりより強固な堤防となります。
こういった事も知らなかったなぁ~。

 河川視察その2

(西谷川・神谷川・手城川・春日ダム)2019.06.19 

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西谷川

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このように本来の川としての機能は失われ自然豊かな状態になっております。

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河道掘削工事をしなければこのように野放しになるという状態でこれが結果的に200年に一度の大豪雨で大規模な増水になってしまうのです。
これらの河道掘削工事は出水時期を終えてからになります。
まずは優先順位の高いところからになるのでご理解を願います。

山野 神谷川

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みんな釣りを楽しんでいます。とても穏やかできれいな川です。
これぞ自然と人との共生ですね。

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こうやって川幅が広いと堰き止めて二断層にします。
水面が薄くなると生態系にも影響が出るという事。
さらに農業用水の活用にもこうやって下記のように対応するんですね~。色々と発見できて面白い。

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ここは小田川・矢川・高屋川の合流地点なので一番増水ポイントとなり崩れた個所を環境保全型ブロックを使って護岸整備を行っております。
豊かな生態系を守る為ですね。

手城川は総合対策が必要
春日池は貯留水施設になっています。

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掘削工事も完了し、より多くの水を貯水できるように洪水対策・治水安全度・浸水被害の軽減など調整機能を図っています。

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こういった形で私達は行政の眼に見えない努力に接してキチンと市民に説明責任を果たせるように頑張ります。

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手城川に合流する川の地点にはカメラが設置されています。氾濫水域の場所です。

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さらに調整機能としての一時貯留値を地場産業センターの裏に雨水を貯める施設を市が計画しています。

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下流域に当たる場所ですが、こちらはQLサービス裏・もしくはALOHA動物病院近くですが、下流部は広いのですが、北部の川部分が狭くなっているので広くする事で決定しております。

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ほんの1メートルくらい拡げるのですが、これによって川の氾濫を大幅に防ぐことができます。

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何事も下流域から対策を練らなければなりません。矢板を貼りだす事で土砂などを深く掘りだす事が出来ます。
しかし、護岸を深く掘ったりすると道が沈下したりする恐れがあるのでこのように矢板を張って掘削工事をするのです。

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谷地川が合流するのでここも氾濫スポットになっております。

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県と市でポンプ設備を持っておりますが1秒30トン排出できる機能があります。

さらに5年以内に20トンクラスのポンプ設備を導入予定としております。

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かなり手城川は最優先事項として考えられているので総合計画もいろいろと考えられていました。

 河川視察その3

(福川・瀬戸川・小田川・加屋川)2019.06.19 

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手城という地域は芦田川堤防と2号線に囲まれ高い位置にある。要は街が低い位置にある為に水の流れが当然悪くなる。
内水河川という流域となり抜本的な解決が非常に難しい。
そこで、下流域には土地改良区のポンプ1秒4.2トン排水・上流側の郷分には国のポンプ4トン排水が、下流側には新設で令和6年ごろに9トン排水を予定。同時に草戸周辺が浸水するので工事を行う。

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これも5年近く年月を必要とします。
まずは農業用水があるので管路を移設してそこから道路際に1~2メートルの堤防を設置します。

日本ホイスト周辺の加屋川や河道掘削工事完了。さらに本谷川は10月以降河道掘削工事と下水道整備を福山市が計画しています。

現時点でやれる事は瀬戸川周辺は出来ております。

 河川視察その4

(本郷川・羽原川・松永新川・山南川)2019.06.20 

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斜面が崩れ、本郷川を堰き止めた。結果、支川が出来て家があるところに川が出来た。
現在はノリ面を創り、ひとまず川の流れを支川に流している。

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この上部の写真は何でもない土地でした。しかし、川の濁流がこうやって川をつくった。

1:斜面崩れを土を撤去するまでは現在の川を優先。
2:泥を撤去した後は川として復活し、支川を埋め立て。

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何をするのも簡単ではないですね。
県の仕事をキチンと発信できるように。

羽原川

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ここはよく河川氾濫がある。実際には鍋田川との合流によって氾濫しやすい地域。現在はこのように常設で土嚢を積んでいます。
総合治水対策の計画は松永は進んでおりません。

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羽原川の中流域は歴史的な建物で景観を守る意味など踏まえて考えていかなければならないですね。

松永新川

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河川断面が狭く今後、どういった治水対策をするのか?ここでも難しいのは優先事項を明確にし、考えていかないといけない。
こちらも今後の計画を待つしかない。

山南川

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沼隈にある山南川もノリ面が弱かったために一方が崩れています。なのでこのような断面で復旧工事と共に強化しています。

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このように反対側はきちんと加工していたので問題なく維持されております。どこに公共工事をしていくのか? 

キチンと判断していかないとダメですよね。

おまけ

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阿伏兎観音公衆トイレで改修工事するらしい。
でも・・・昼間観光客おらんじゃん。
一便器150万で全体改修費は760万円。

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近くにある、みかど別館と契約してトイレを改修してお土産とか充実させるなりの発想はダメなんかな???
なんか変な感じです。

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