【教育委員会】学校徴収金の公会計におけるDX・AI活用は進んでいるか?広島県の導入検討状況に関して
- dc
- 8月7日
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【質問】
学校徴収金の公会計化に関連して、
デジタルトランスフォーメーション(DX)やAIの活用が
広島県内で進んでいるか、また導入を検討しているかどうか
について伺いました。あわせて、千葉市がDXの導入により
教職員の業務時間を年間190時間削減した実績があることを
踏まえ、広島県における導入の可能性や見通しについても
質問しました。
【結論】
広島県では、学校徴収金の公会計におけるDXやAI技術の活用に
ついて、現在のところ具体的な導入は進んでおらず、
全国の先進事例や動向を把握しながら検討を進める段階に
あるとのことです。しかしながら、千葉市のような明確な効果
(例:190時間の教職員業務削減)に対する比較分析や、
広島県内での導入計画・スケジュールなどは現時点で
示されていません。
【ざっくり言うと】
学校徴収金の公会計に関して、広島県ではまだDXや
AIの導入は進んでいません。
県としては、全国の動きを見ながら慎重に
検討していくとしています。
千葉市では、DX化により教職員の業務時間が1人あたり
年間190時間削減された実績があります。
広島県はこのような他自治体の成果について、具体的な
評価や分析を行っている様子は見られません。
導入時期やスケジュール、県内9市町への広げ方についての
見解や方針も示されていません。
【行政に対する結論の疑問】
DXやAIの活用が注目されている中で、広島県が
「全国の動向を把握しながら検討する」という姿勢に
とどまっている現状は、導入の遅れにつながる懸念があります。
特に、千葉市で190時間もの教職員業務削減が実現している
事例を踏まえた評価や、広島県内での比較分析が
行われていない点は大きな課題です。
また、「全国の動向を見てから考える」とする姿勢だけでは、
地域の実態に即したスピード感ある施策展開は難しいと
考えます。重要なのは、県内すでに公会計化を実施している
9市町の取り組みをどう評価し、そこから得られた知見を
県全体の政策にどう活かすかという視点です。現時点では、
そのような県内の足元の状況さえ十分に検討されているとは
言えません。
今後は、単なる「全国の追跡」ではなく、自県の市町における
現場ニーズと実践を丁寧に把握し、DX・AIの導入に向けた
明確な工程と成果目標を示すべきです。
教職員の業務負担軽減は、教育の質を守る上でも喫緊の
課題であり、スピード感ある対応と数値に基づいた
効果検証が不可欠だと考えます



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