【教育委員会】福山北特別支援学校による自彊高校再建築の実際の建築予算と新築との差額を問う
- dc
- 8月7日
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【質問】
自彊高校の校舎を活用して再整備された
福山北特別支援学校について、以下の点を質問いたします。
整備に要した予算はどの程度だったのか。
新築と比較した場合、実際の金額差はどのくらいか。
【結論】
福山北特別支援学校は、旧自彊高等学校の校舎を改修して
整備されたものです。整備にかかった総工事費は、
プールの新築も含めて約24億5,898万円です。
ただし、この改修費用と新築した場合との金額の比較、
また当時の具体的な検討経過については、
明らかになっておりません。
【ざっくり言うと】
自彊高校の校舎は改修され、現在は福山北特別支援学校
として使われています。
改修と整備にかかった総工事費は、プールの新築も
含めておよそ24億5,898万円です。
新築と比べた費用の差や、改修に至った際の詳細な
検討記録については、残されていないため分かっていません。
結果として、既存の校舎を活用する形で特別支援学校が
整備されました。
【行政に対する結論の疑問】
今回の整備において、改修と新築を比較した際のコスト差や、
その判断の根拠となる資料が存在しない点は大きな問題で
あると考えられます。
また、約24.6億円という工事費の内訳や金額の妥当性に
関する説明も不十分であり、当時の検討過程が不明である
理由や、情報管理の在り方にも課題があるといえます。
さらに、広島県教育委員会がこのような大規模な事業を
進める際に、本来必要である「前提となる課題の明確化」や
「数値的な根拠による効果検証」への意識が不足
しているのではないかという組織的な問題も見受けられます。
今後は、透明性あるプロセスと明確な数値による
評価の導入を強く求めていく必要があります。



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