【総務委員会】自殺予防におけるLINE 相談の現状と多職種連携の可能性
- dc
- 8月5日
- 読了時間: 2分
【質問】
自殺予防LINEなど現状の運用実績は?
さらに他職種や他機関との連携は?
【結論】
広島県が運用する「こころのライン相談@広島県」は、
自殺予防対策の一環として活用されており、相談件数は
年々増加しております。具体的には、2021年度に
2,177件であった相談件数が、2023年度には5,535件と
大幅に増加いたしました。
このLINE相談窓口では、教育委員会、児童相談所、警察、
市町など多様な機関と連携し、相談内容に応じた適切な対応に
つなげております。LINEという気軽な手段を活用することで、
支援を必要とする方がアクセスしやすくなっている点が
評価されています。
【ざっくり言うと】
LINE相談の利用者が増加中:「こころのライン相談@広島県」は多くの人に活用されており、年々利用が伸びています。
相談件数は約2.5倍に:2021年度は2,177件、
2023年度は5,535件と大幅に増加しました。
自殺予防が主な目的:
つらい気持ちを抱える人々の命を守る、大切な相談窓口です。
多機関連携で対応:学校、児童相談所、警察、市町などと
連携し、必要に応じた支援が行われています。
気軽に相談できる場:困ったときにアクセスできる場として、今後も機能の強化が期待されています。
【行政への結論の疑問】
私は、早期からLINE相談の導入を提案してまいりました。
現在、相談件数が大きく増加していることは、多くの
県民にとって必要なサービスであることの証左であり、
非常に意義深いことだと感じております。
しかしながら、相談者の年齢層や性別、相談内容の傾向など、
より詳細なデータの開示がない点については課題だと
考えております。これらの情報を分析・公開することで、
よりターゲットを絞った効果的な自殺予防策の検討が
可能になるのではないでしょうか。
また、他機関との連携についても、どのようなフローで対応が
進められ、相談者がその後どのような支援を受けられるのか、
具体的な事例を交えて示していただければ、県民の理解と
安心感の向上につながると考えます。
単に相談を受けるだけでなく、その後のフォロー体制が
十分であるかどうかについても検証・説明が求められる
段階に来ていると思われます。
今後は、相談の質と対応の持続性の両面から
改善と発信を進めていただきたいと願っております。



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