【総務委員会】高校1年生の中途退学を防ぐために:偏差値偏重入学と初期教育の見直し提案
- 2025年8月5日
- 読了時間: 3分
【質問】
高校一年生の退学者が多い傾向として高校進学時に
偏差値偏重主義があり、とりあえず学力で入れる学校を
選ぶ傾向にあるため入学当初においてなぜ学ぶのか?
などそういった学習の基礎やモチベづくりなどの授業は
無かったからそういった観点での授業を織り込むべきと指摘
【結論】
高校1年生の退学者が多い要因の一つとして、進学時に
偏差値のみを基準に学校を選び、「なぜ学ぶのか」という
目的意識を持たないまま入学してしまう傾向があることを
ご指摘いただきました。そのため、学習の基礎やモチベーション
の形成を目的とした授業を入学初期段階で取り入れるべきだ
とのご提案をいただいております。
これに対し広島県では、2022年度(令和4年度)入学生から
新しい学習指導要領を導入しており、これに基づいて
「生きる力」を育むための授業改善が進められています。
具体的には、「何のために学ぶのか」という目的意識を
持てるような指導や、生徒一人ひとりの興味・関心に
応じた学習ができる「総合的な探究の時間」を通して、
学習意欲を高める取り組みを行っているとのことです。
【ざっくり言うと】
高校1年生で中途退学してしまう生徒が多いのは、
偏差値だけを見て進学先を選んでしまい、
「勉強の意味がわからなくなってしまう」ことが原因の
一つではないかと心配されていたのですね。
だからこそ、入学直後の高校生に対して、学ぶ目的や意欲を
高めるような授業を組み込む必要があると指摘されたのです。
県の回答としては、2022年度から新しい学習指導要領が
始まり、授業の内容や進め方が変わってきている
とのことです。
この指導要領では、「生きる力」を育てることを重視
しており、「なぜ学ぶのか」を生徒自身が考えながら
学習できるように授業改善が進められています。
特に「総合的な探究の時間」では、生徒が自分で調べたいこと
や興味のあることをテーマに学ぶことができ、
主体的な学びが促されるようになっています。
【行政に対する結論の疑問】
新しい学習指導要領の導入により、
「学ぶ目的を意識させる授業」や「総合的な探究の時間」が
実施されているとのことですが、これらの取り組みが実際に
高校1年生の退学率の改善にどれほど効果をもたらしているのか
について、具体的なデータや検証結果の提示がない点が
懸念されます。
また、偏差値偏重による進路選択のミスマッチという根本的な
問題に対しては、中学校段階からの支援体制の構築や、
進学前における生徒本人へのキャリアガイダンスの充実が
不可欠であり、加えて、中学校・高校間での情報共有の仕組み
強化も重要です。
こうした視点を踏まえ、広島県としては、単に授業の中で
対応するだけでなく、進学前から入学後まで一貫して
生徒を支援する体制づくりに取り組む必要があるのではない
でしょうか。より踏み込んだ改善策と、その効果を
示すエビデンスの公開が求められます。



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